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生産技術

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技術者として製造ラインの生産性向上を実現した成果が、
暮らしを支える物流インフラへの貢献に繋がる喜び。

工学部動力機械工学科卒

2015年入社

生産技術は製造現場の司令塔

私が担当する生産技術は、製品を安全・正確・ローコストに作るための方法を検討・計画する部署です。たとえば、お客様が自動車をモデルチェンジした時に、当社で部品を製造できるかどうかを検証することから生産技術の仕事が始まります。生産するために、どのような設備が必要なのか?作業者の安全をどう確保するのか?生産にかかる時間を短縮するには?製品の品質を確保するには?といった課題をクリアするための計画をする部署です。簡単に言えば、生産管理や品質管理・製造部門の担当者と連携しながら、製品の量産に向けての舵取りを行う部署です。いま担当しているトラックフレームは、多品種少量生産品なので、数千種類ものバリエーションがあります。毎日のように製造する製品が変わるため、生産をするための準備が非常に重要となります。万一、製品仕様を間違えるとお客様に不良品を納品してしまう恐れがあるので、ミス等が起きないように慎重に取り組んでいます。責任は重大ですが、任されている業務範囲が広いことには、やりがいを感じています。先日もフレームの組立作業に使うロボットの作業プログラムを修正し、製造ラインのスピードアップに貢献できました。数秒間の短縮でも、その積み重ねは大きな効率化に繋がります。自分で考えたアイデアや工夫が、どれだけ生産性を向上させるかが明確にわかるのが、この仕事の面白さです。

物流を支えるトラックの魅力

就活の時にプレス工業を志望したのは、車が好きで自動車業界へ就職したいと考えていたからです。自動車メーカーに部品を供給している会社はたくさんありますが、専業特化しているところだと扱う製品が限定されてしまいます。当社はトラックのフレームやアクスルをはじめとする部品から樹脂部品、建機など、さまざまな製品を製造しているうえに、設計から営業まで職種も幅広いことが魅力でした。
営業先は国内外の大手自動車メーカーなので、常に自動車業界の最前線で働くことができます。何よりも、トラックは物流というインフラを支える、私たちの暮らしに欠かせない車両です。⾃分が担当するラインで製造したフレームが使われているトラックを街中で⾒かけると、日々の仕事が社会に貢献していることを実感して、プレス工業を選んで本当によかったと思います。

生産技術のプロを目指して

入社して最初の仕事は、新規で受注した米国のお客様に輸出する製品の量産立ち上げでした。新規金型の製作では曲げた金属が元に戻ろうとするスプリングバック(弾性回復)に悩まされながら先輩や上司のサポートを受け、製品の量産に間に合ったうれしさは、今でも忘れられません。この初仕事を通じて、技術者の仕事の面⽩さを味わい、自信を身に付けることができました。
いま、設備を熟知したベテランの技術者が定年退職等で減っているため、加工技術やロボット・設備といった幅広い知識を持つ技術者になりたいと考えています。この工場のことなら、H.Gに聞けばわかるといわれるようなプロフェッショナルを目指して頑張ります。

社風について

明るく、風通しのいい会社だと思います。入社したばかりの新人でも、責任ある仕事を任せてもらえるので、プレッシャーを感じることもありますが、それだけ早く成長することができます。

学生時代にやっておくべきこと

就活は、いろいろな会社に直接足を運んで、自分の目で見ることができる、またとないチャンスです。私は自動車業界を志望していましたが、空港運営会社やアパレルといった様々な業種の説明会等にも参加しました。多くの会社を知る中で、自分が本当にやりたいことが見えてくるかもしれません。いい意味で、就活を楽しんでください。

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