人的資本戦略
人材戦略
当社グループのビジネスの中心は人であり、誠実と努力によって培われる全ステークホルダーとの信頼は、当社グループの大きな財産です。
多様な人材を採用し、教育・育成制度や人事制度を整備して多様な人材の能力が最大限発揮できるような働きやすい職場・作業環境づくりに取組んでおり、「人材の多様性と活性化」を重要課題の一つとし、目指す姿・ありたい姿、これを達成するための活動項目を掲げております。
①目指す姿・ありたい姿
- 一人ひとりが「自ら考え、行動し、やりぬく」経験を重ね、成長し続けている
- 多様なバックボーンと価値観を持つ人たちが、互いを尊重し、意見をぶつけ合い、新しい価値を生みだしている
- 全員が安心していきいきと働き、活躍している
②活動項目
- 全員のやりぬく力と創造力の醸成
- 安心・安全な職場づくり
- 人権の尊重
- ダイバーシティと機会均等の推進
- 働きやすい職場環境の整備
方針及び施策骨子
①人材育成方針
- やりぬく意志を持って自ら考え、新しい価値を生み出す人材を育成する
- 変化に対応できる人材を育成する
②社内環境整備方針
- 人材が育ち、最大限能力が発揮できるようにハード、ソフト両面より環境整備を図る
③施策の骨子
キーワード | やりぬく | 創造力 | 多様性 | 安心・安全 |
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取組内容 |
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④取組内容及び目標値
1. やりぬく
従来より、役職に応じた階層別教育を実施しておりますが、これまでの取組みに加え、将来の目指す姿・ありたい姿に向けて解決すべき課題を設定し、これを実現していくことができる能力の強化を目的とした人材育成を図ってまいります。
〈やりぬく〉に関する目標値
目標 | 22年度実績 | 23年度実績 |
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課題解決力育成プログラムの受講※ | ー | 18.8% |
国家技能検定保有者数の10%増 | 9.2% | 9.0% |
23年度よりプログラムを開始したため、22年度の実績はありません。
23年度末における総合職399名に対する研修プログラム受講率であります。
2. 創造力
当社では、PKSD(Presskogyo Self-Development)という自己啓発を前提とした能力開発プログラムを従来より実施しております。
階層別に応じた専門知識やマネジメントスキルなど、通信講座を中心として運用しておりますが、さらに新しい知識の習得や、自律的な学習を促すため、講座数の拡大(2024年3月末現在、147講座)やeラーニングの採用などによる利便性向上など、充実を図ってまいります。
〈創造力〉に関する目標値
目標 | 22年度実績 | 23年度実績 |
---|---|---|
PKSDの受講率30%以上 | 8.1% | 13.2% |
多能工化計画実施率※ | ー | 99% |
23年度より集計を開始したため、22年度の実績はありません。
3. 多様性
当社は、国籍・性別・信条の如何に関わらず、それぞれの立場や考えを尊重するとともに、労働基準法をはじめとした関係法令を遵守し、国籍、性別、新卒・中途採用に関わらず、多様な人材の能力が最大限発揮できるよう、働きやすい職場環境づくりに取組んでおります。
また、年に1回、中長期のキャリアプランや能力開発の取組み状況を申告する自己申告制度を設けております。
〈多様性〉に関する目標値
目標 | 22年度実績 | 23年度実績 |
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総合職・事務職採用数に占める女性割合20%以上※ | 21.3%※ | 21.0%※ |
障がい者雇用率2.3%以上(法定雇用率の達成) | 2.6% | 2.6% |
5年間の平均採用割合の実績を示しております。
4. 安心・安全
「安全衛生」はすべてに優先する、という基本理念のもと、労働災害の発生防止、安全に安心して働ける職場づくりを推進しております。
〈安心・安全〉に関する目標値
目標 | 22年度実績 | 23年度実績 |
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休業災害発生度数率0※1 | 1.50 | 0.21 |
健康優良法人認定総合評価点(50.0以上)※2 | 49.1% | ー |
有給休暇平均取得12日以上 | 14.2日 | 15.0日 |
※1.23年度より休業災害発生度数率に変更(22年度実績は不休災害含む度数率)
※2.23年度は健康経営優良法人2024認定を返納したため実績がありません