ダイバーシティと機会均等の推進
人材の多様性と活性化
当社グループでは、国籍・性別・信条の如何に関わらず、それぞれの立場や考え方を尊重するとともに、労働基準法をはじめとした関係法令を遵守し、国籍、性別、新卒・中途採用に関わらず、多様な人材の能力が最大限発揮できるよう、下記の3点を中心に働きやすい職場環境づくりに取組んでおります。
- 職場環境の改善(安全に安心して働ける職場づくり)
- ワークライフバランス(在宅勤務・フレックス勤務の制度化、有給休暇・育児休業の取得促進)
- 健康経営(健康アクション5を中心とした取組み)
女性の活躍推進
当社は女性活躍推進法に基づく行動計画(2023年4月から5カ年)において、以下の目標を掲げ、取組んでおります。
- 女性総合職・事務職の採用割合を2割以上とする。
- 女性技能職の採用割合を1割以上とする。
上記目標達成に向けて女性応募の多い採用イベントに参画する機会を増やし、応募者数の拡大を図るとともに、採用活動において出産や育児に係る制度及び実績を、積極的に発信しております。併せて、男性社員が大多数を占める製造職場でも女性が活躍できる環境・風土づくりに積極的に取組んでいます。
女性活躍に関する経営指標
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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女性総合職・事務職の採用割合 | 14.3% | 14.3% | 31.6% | 17.1% |
女性技能職の採用割合 | 0.0% | 0.0% | 6.9% | 0.0% |
管理職に占める女性の割合 | 1.6% | 1.6% | 1.7% | 1.7% |
役員に占める女性の割合 | 7.1% | 7.7% | 7.7% | 7.7% |
高齢者の活躍推進
当社は短時間勤務や海外拠点勤務など柔軟な働き方ができる再雇用制度を導入し、60歳定年退職後も就労を希望する従業員に対し、それまで培ってきた知識やスキルを活かせる場を提供しています。急速に少子高齢化が進む中で高齢者の活躍推進の必要性はさらに高まるものと認識しています。高齢者が活躍し当社の持続的成長に一段と寄与できるよう、雇用制度の充実を図っていきます。
障がい者雇用
当社は障がい者がその能力・特性に応じて活躍できる会社の実現を目指し、障がい者雇用に積極的に取組んでおります。
障がい者雇用の状況
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
---|---|---|---|---|
法定雇用率 | 2.20% | 2.30% | 2.30% | 2.30% |
当社雇用率 | 2.21% | 2.24% | 2.62% | 2.56% |
職場環境の改善
当社は「安全に安心して働ける職場づくり」を目指して、作業環境の改善を推進しています。防寒・防暑改善に加え、難作業・重量物取扱い作業の改善を計画的に実施しています。難作業の改善では作業姿勢の変更や作業の自動化を、重量物取扱い作業の改善では運搬作業用の補助装置や製品自動搬出入機の導入などを行っています。年齢・性別を問わず誰もが容易に作業を行えるよう、作業負荷の軽減や安全性の向上を図るなどの取組みを進めています。