その他環境課題
【持続可能な水資源の活用】水リスクへの対応
水資源の保全
当社は、自動車部品製造メーカーとして、事業活動において大量の水を利用しています。現在、各生産拠点では水利用量と法規項目である排水水質等のデータを把握していますが、今後、グループレベルでの把握に向けてデータ収集の仕組みを導入し、これにより全社レベルでの水利用量と排水水質を把握し、水リスクをより具体的に評価することで水リスクへの取組を進めております。また、当社の水リスク管理の透明性を高め、ステークホルダーとの信頼関係を強化するために、CDP WaterSecurityへの回答も進めてまいります。
これらの取組みを通じて、私たちは水リスクに対する責任を全うし、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
【持続可能な資源の活用】資源循環
持続可能な資源の活用
従来の「使い捨て」型の経済モデルは、資源枯渇や環境破壊を加速させ、持続可能な社会の実現を阻害します。一方、資源循環は、環境負荷の低減、資源の有効活用、経済活性化など、様々なメリットをもたらし、循環型社会への移行に不可欠な要素です。当社の製品は、鉄鋼材料を大量に使用する産業であり、資源循環への取組みは、企業の社会的責任として重要と考えます。引き続き、適切な廃棄と3Rの取組みを進めるとともに、よりサステナブルな材料を活用することで、循環型社会に向けた取組みを進めていくことを検討しています。
環境リスクの低減・環境関連法規等の順守
環境リスクの低減、環境関連法規等の順守、環境負荷物質の適正な管理と削減
企業活動を行う上で、気候変動問題、生物多様性保全等への取組みが必要なことは、言うまでもありません。しかし、従来からの環境関連法規等への対応や、環境リスクの低減も重要な課題と考えています。当社では、環境法規への対応は、各工場が主体となって取組みを推進してまいりました。これからも、環境リスクの低減、環境関連法規への適切な対応・順守に努めてまいります。
各々の当社グループでの取組みについては、適切なタイミングでホームページ上にも公表していく計画です。